法人税・消費税のクレジットカード払いでポイントは半減する?損しない法人カード特集

 

事業主のみなさん、法人税や消費税をはじめとした国税は、クレジットカードで支払えることをご存じでしょうか。もちろんポイント還元も受けられます!

 

ただし、一部のクレジットカードについてはポイント還元率が半減するため、法人カード選びには注意が必要です。

 

そこで今回は、国税をクレジットカードで支払った際に損をしないための条件を満たした「お得に国税を支払える法人カード」を紹介します。

 

法人税や消費税をクレジットカード払いにしようと考えている事業主の方は、ぜひご参考ください。

 

クレジットカード診断テスト

国税の支払いで損をしない法人カードの条件

法人税や消費税などをクレジットカードで支払う場合、現金払いとは違い、手数料がかかります。

 

そのため国税の支払いで損をしない法人カードとは、クレジットカード払い手数料を上回るポイント還元率の法人カードです。

還元率1.0%以上のカードを利用する

国税のクレジットカード払い手数料は、0.76%です。

 

そのため最低でも、「ポイント還元率1.0%」以上の法人カードを選びましょう。

 

しかし高額決済が前提となる法人カードのポイント還元率は、JCBカードや三井住友カードといった有名どころでも0.5%程度。

 

個人向けのクレジットカードと比べると、ポイント還元率は低い傾向にありますので法人カード選びにはご注意ください。

 

 

国税の支払いが可能な国際ブランド

国税の支払いが可能なクレジットカードの国際ブランドは以下のとおりです。

 

  • JCB
  • VISA
  • Mastercard
  • アメリカン・エキスプレス
  • ダイナースクラブ

 

国内で発行できるクレジットカードの主要な国際ブランドは、個人用カード・法人用カードともにすべて利用できます。

アメックス・ダイナースはポイント還元が半減する

アメックスやダイナースの法人カードは、通常だと1.0%のポイント還元率です。

 

しかし国税をはじめとした公共料金の支払いでは、ポイント還元率が半減して0.5%になってしまいます。

 

つまり0.76%のクレジットカード払い手数料を下回るため、アメックスやダイナースの法人カードは国税の支払いに不向きです。 

税金の支払いにおすすめの法人カード

税金の支払いにおすすめな法人カードは、以下の4つです。

 

  • セゾンプラチナビジネスアメックス
  • ラグジュアリーカード法人チタン
  • ラグジュアリーカード法人ブラック
  • EX Gold for Biz

 

ポイント還元率1.0%以上(一部、実質1.0%以上のカードを含む)の法人カードを揃えました。詳細を確認していきましょう。

セゾンプラチナビジネスアメックス

4.8

年会費(税抜)20000円+税
追加カード(税抜)3000円+税(4枚まで)
ETCカード年会費無料
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
還元率0.5〜1.75%
申込資格学生を除く20歳以上の個人・法人の方
旅行
傷害保険
海外最高1億円
国内最高5000万円
  • SAISON MILE CLUB登録でマイル還元率1.125%
  • セゾンクラッセ☆6で最大1.375%還元が可能
  • 一時的な限度額の増額も可能

 

セゾンプラチナビジネスアメックスは、国際ブランドこそアメックスではあるものの発行会社はセゾンカード。

 

そのため法人税や消費税の支払いでも、ポイント還元率は変わりませんが、通常ポイント還元率自体が0.5%とやや低めです。

 

しかし、セゾンプラチナビジネスアメックスでは「SAISON MILE CLUB」に無料で登録できるのがポイント。SAISON MILE CLUBに登録すると、永久不滅ポイントとJALマイルの2重取りが可能になります。

 

  • 永久不滅ポイント(2,000円ごとに1ポイント)
  • JALマイル(1,000円ごとに10マイル)

 

そして、永久不滅ポイントはJALマイルに交換できるため、マイル還元率はトータルで1.125%です。

 

さらには、セゾンカードの会員ランクサービスである「セゾンクラッセ」がクラス6に到達すれば、永久不滅ポイントが常時2倍になり、トータルマイル還元率は1.375%までアップ!

 

つまり、セゾンプラチナビジネスアメックスなら、法人税や消費税の支払いでも1.375%の還元率でマイルを貯められるため、とてもお得です。

 

一時的な限度額の増額が可能

なお、セゾンプラチナビジネスアメックスでは、一時的であれば簡単に限度額を2倍まで引き上げられます。

 

法人税の支払いや高額な広告宣伝費がかかる場合には、事前にコールセンターに相談し、引き上げてもらいましょう。

 

なおデポジットではないため、事前入金は不要。通常どおりクレジットカードで支払いを済ませれば、支払いのタイミングも通常どおりです。

 

 

ラグジュアリーカード法人チタン

4.5

年会費(税抜)50,000円+税
追加カード(税抜)15,000円+税
ETCカード年会費最高300万円
国際ブランドMastercard
還元率1.0%
申込資格20歳以上の個人事業主または法人代表者の方
旅行
傷害保険
海外最高1億2千万円
国内最高1億円
  • 法人税・消費税の支払いでも1.0%還元
  • 金属製カードによるステータス性
  • 卓越したイニング・ホテル・トラベル特典

 

マスターカードのプロパーカードである「ラグジュアリーカード法人チタン」は、通常ポイント還元率が1.0%です。もちろん法人税や消費税の支払い時も1.0%とポイント還元率は変わりません。

 

ただし年会費が税別50,000円とやや高めで、国税の支払い用のためだけに作るのは不向きですが、金属製カードによる圧倒的なステータス性があります。

 

24時間対応のコンシェルジュサービスやプライオリティパス、ダイニング特典など、充実したサービス・特典が利用したい方におすすめです。

 

ラグジュアリーカード法人ブラック

4.5

年会費(税抜)100,000円+税
追加カード(税抜)25,000円+税
ETCカード年会費無料
国際ブランドMastercard
還元率1.25%
申込資格20歳以上の個人、または法人の方
旅行
傷害保険
海外最高1億2千万円
国内最高1億円
  • 経費支払でもポイント還元率1.25%
  • マットブラックの金属製カード
  • 優越感が得られる特典が豊富

 

同じくマスターカードのプロパーカードである「ラグジュアリーカード法人ブラック」は、通常ポイント還元率が1.25%です。

 

もちろん、法人税や消費税の支払い時も1.25%とポイント還元率は変わりません。

 

ただし、年会費は100,000円(税別)とさらに高いですが、チタンよりも上質なマットブラックに仕上げられた金属カードの存在感・ステータス性は抜群です。

 

チタンカードでは利用できない、ハワイアン航空やホテルでの上級会員特典、リムジン送迎などが利用できますので、よりステータス性を求める方におすすめです。

 

 

EX Gold for Biz

4.8

年会費
(税抜)
初年度年会費無料
2年目〜2000円+税
追加カード(税抜)無料(最大3枚まで発行可能)
ETCカード年会費無料
国際ブランドVISA、Mastercard
還元率0.6〜1.1%
申込資格18歳以上の個人事業主、または法人代表者の方
旅行
傷害保険
海外最高2000万円
国内最高1000万円
  • 最大1.1%還元が可能
  • 初年度年会費無料、2年目以降も税別2,000円
  • 初めての法人カードとしてもおすすめ

 

「EX Gold for Biz」は、通常ポイント還元率こそ0.6%ですが、年間の利用額に応じて最大1.1%まで還元率がアップします。

 

年50万円以上利用 翌年0.85%
年100万円以上利用 翌年0.95%
年200万円以上利用 1.10%

 

国税のクレジットカード払い手数料は0.76%のため、年間50万円以上を利用するのであれば、手数料を上回ったポイントを得られます。

 

ここまで紹介してきたクレジットカードと比べると大きな還元率ではありませんが、EX Gold for Bizは通常年会費が税別2,000円ととてもお手頃です。

 

しかも、初年度に関しては年会費無料のため、「法人税や消費税を試しにクレジットカードで支払いたい」といった方でも気軽に作りやすいでしょう。

 

クレジットカードで納付可能な税金

クレジットカードでの支払いが可能な税金は、以下のとおりです。

 

国税はすべて対象となるほか、附帯税(加算税、延滞税等)の納付もクレジットカード払いに対応しています。

 

  • 申告所得税及び復興特別所得税
  • 消費税及び地方消費税
  • 法人税(連結納税を含む)
  • 地方法人税(連結納税を含む)
  • 相続税
  • 贈与税
  • 源泉所得税及び復興特別所得税
  • 源泉所得税
  • 申告所得税
  • 復興特別法人税(連結納税を含む)
  • 消費税
  • 酒税
  • たばこ税
  • たばこ税及びたばこ特別税
  • 石油税
  • 石油石炭税
  • 電源開発促進税
  • 揮発油税及び地方道路税
  • 揮発油税及び地方揮発油税
  • 石油ガス税
  • 航空機燃料税
  • 登録免許税(告知分のみ)
  • 自動車重量税(告知分のみ)
  • 印紙税

 

国税をクレジットカードで支払うメリットと注意点

最後に法人税や消費税をクレジットカードで支払うメリットと注意点を確認していきましょう。

 

メリットは以下の2つ。

 

  • 365日24時間いつでも手続き可能
  • 税金の支払い時期・納期の調整ができる

 

デメリットは以下の2つです。

 

  • 所得税・消費税など複数の税目はまとめて納付できない
  • 画面上で納付手続き内容を確認できない

365日24時間いつでも手続き可能

法人税や消費税などをクレジットカードで支払う際には、インターネットから専用サイトにアクセスし、手続きをします。

 

そのため夜間や休日を問わず、いつでも手続きが可能な点は大きなメリットでしょう。スキマ時間にささっと支払いを済ませられます。

税金の支払い時期・納期の調整ができる

たとえ法人税や消費税などの支払いであっても、クレジットカードでの支払いであれば、支払い回数を選択できます。

 

利用できる支払い回数に関してはクレジットカード自体に依存しますが、カードが対応していれば、一括払い、分割払い(3回、5回、6回、10回、12回)、リボ払いでの支払いが可能です。

 

ただし、分割払いやリボ払いを選んだ場合には、別途手数料が発生します。ご注意ください。

所得税・消費税など複数の税目はまとめて納付できない

支払わなくてはいけない税金が複数ある場合、すべての国税を一度に支払うことはできません。

 

区分ごとに手続きを行わなくてはいけないのは、やや手間でデメリットに感じられる方もいるでしょう。

画面上で納付手続き内容を確認できない

法人税や消費税などをクレジットカードで支払った場合、領収書が発行されません。

 

そのため納付手続き内容を書面で残しておく必要があるのであれば、納付後に届く完了メールを保管しておきましょう。

法人税や消費税の支払いはポイントを貯めるチャンス!

法人税や消費税の支払い時に損をしないクレジットカードを選ぶポイントは、以下のとおりです。

 

  • 手数料0.76%を上回る還元率のクレジットカード(1.0%以上がおすすめ)
  • 国際ブランドのアメックスとダイナースは基本的に不向き
  • 年会費やほかサービスも含めて検討する

 

法人税や消費税は、大きな金額になります。だからこそクレジットカード払いにすれば、貯まるポイントもかなりのものです。

 

ぜひとも今回紹介した法人カードを利用して、国税の納付もお得に済ませましょう。