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皆さんは、Google が海外で 2015 年より提供しているモバイル決済サービス「Android Pay(アンドロイドペイ)」が、日本で2016年12月13日に開始されました。

※「アンドロイドペイと楽天Edyが連携」の詳細は記事はこちら

 

 

モバイル決済サービスというと、ちょうど今年開始された「Apple Pay(アップルペイ)」を思い起こした方も多いことでしょう。これからどんどん世界で浸透し、普遍化されていくであろう、スマホ端末を使っての商品購入──知らずにいると、そう遠くない未来に「あれ、まだ現金を使って買い物しているの?」と周囲から言われることになるかもしれませんね。

 

 

そこで今回は、そんな話題の「アンドロイドペイ」の、概要・仕組みと、今後予想される展開についてお話していきます。

 

 

アンドロイドペイとは? アンドロイドペイの概要

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まず、Android Pay(以下「アンドロイドペイ」と記載します)が何かというと、Googleによるスマホを対象にした電子決済サービスです。

 

 

スマホ内にアンドロイドペイ用のアプリをインストールし、併せて決済用のクレジットカードやICカードを登録しておくと、店舗での商品購入時にスマホをかざすだけで買い物ができるようになります。

 

 

わかりやすく説明すると、「お手持ちのスマホをおサイフケータイ化するサービス」──という感じが近いかもしれませんね。

 

 

アンドロイドペイを使うことによって出来ることは、大きく以下になります。

 

#1  現金やクレジットカードを持ち歩かなくとも、買い物が出来るようになる

#2  支払い時のサインや暗証番号は不要

 

すでに海外では2015年米国を皮切りにアンドロイドペイの利用は始まっており、現在では更に英国とオーストラリア、シンガポールでも提供されています。日本ではというと、前述のとおり2017年初旬でのリリースが予定されています。

 

 

日本ではというと、楽天Edy対応という形ですでにアンドロイドペイサービスが開始されています(2016年12月13日より)。更には、2017年初旬に三菱東京UFJ銀行との提携サービスが開始される予定です。

 


現在(2016年12月時点)においては、アンドロイドペイは「楽天Edy」の電子マネーを使っての決済が可能となっています。アンドロイドペイに楽天Edyを登録しておけば、対応するコンビニやスーパー、デパートや専門店にてアンドロイド端末を使っての決済が可能になります。楽天Edyへのチャージ可能のクレジットカードを利用されているという方(楽天カードやリクルートカード、エポスカード等)は、Androidに楽天Edyアプリをインストールしておき、チャージ用としてそれらクレジットカード活用すれば、ポイント還元も出来てお得に活用できるでしょう。

 

 

また、今後三菱東京UFJ銀行との提携が始まれば、提携先のクレジットカード(MUFGカードなどの、三菱UFJニコス発行のクレジットカード)の情報をアンドロイドペイに登録して、電子マネーを経由せずとも直接クレジット決済ができるようになります。

アンドロイドペイが使える条件は? ──機種(スマホ) ・場所・お店等

アンドロイドペイを使うようになるためには、#1 機種(スマホ)、#2 決済するための金融機関、#3 決済に対応する店舗、場所、の3つが揃わなくてはいけません。現在の日本のこれら#1~#3の対応状況について見てみましょう。

アンドロイドペイが使える条件#1 機種(スマホ)について

アンドロイペイの対象となるのは「Android4.4」以降のOSを搭載し、「NFC」という近距離無線通信規格に対応したAndroidスマホになります。

 

2014年以降にリリースされたAndroidでしたら、大体の端末は対応しているでしょう(※ 詳細につきましては、ご所有のスマホメーカーまたは店舗にご確認ください)。

アンドロイドペイが使える条件#2 金融機関について

現在Googleが、「日本でアンドロイドペイを利用するためのメインパートナー」として提携をしているのが楽天(楽天Edy)。また、2017年初旬には三菱UFJフィナンシャルグループとの提携も始まることが公表されています。それに伴い、今のところアンドロイドペイに組み込んで利用できるクレジットカードやICカードは以下が該当します。

 

□商品購入の際に活用できるカード

現在

楽天Edy

 

2017年初旬(予定)

三菱東京UFJ銀行 デビットカード
MUFGカード(三菱UFJニコス発行のクレジットカード)

 

□チャージ用に活用できるカード

VISA、MasterCard、JCB、American Expressの各種クレジットカード

「上記のカードでしかアンドロイドペイは使えないの?」と思ってしまいそうですが、Googleは今後、JR東日本やNTTドコモ、楽天といった他の電子マネー&クレジットカード会社との提携していく予定ですので、近いうちにこれらの候補はどんどん増えていくことでしょう。

アンドロイドペイが使える条件#3 決済に対応する店舗・場所について

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現在(2016年12月)において、国内でアンドロイドペイが利用できる店舗の、代表的な企業は以下の通りです。

 

ビックカメラ サークルK LAWSON マツモトキヨシ サンクス
ヨドバシカメラ ミニストップ コジマ ファミリーマート ソフマップ
コカコーラ LEOG AT&T ゲームストップ トイザらス・ベビーザらス
NIKE マクドナルド メーシーズ ケンタッキー・フライド・チキン ディズニーストア
ペプシ ペットコ LEGO フレッシュマーケット サブウェイ

参照:https://www.android.com/pay/

 

対象店舗は現状で言うとまだそれほど多くはありませんが、増えていくのはこれからといったところでしょう。

 

 

日本では、コンビニ他スーパーやデパートといった日常品購入先であったり、JRや地下鉄などの交通機関で日々の決済をされている人が多くいますので、それらの店舗にてアンドロイドペイ対応が決まったタイミングで、利用者は爆発的に増えていくことになるでしょうね。

 

 

──さて、このようにまだまだ金融機関や利用店舗の開拓中であるアンドロイドペイですが、それでも今から注目するに値する、「アンドロイドペイならでは」のメリットがいくつもあるのです。続いては、そのアンドロイドペイのメリットについても紹介していきましょう。

アンドロイドペイのメリットは?

「アンドロイドペイ」の、他の決済システムを凌駕するであろうメリットは大きく、#1 グローバル対応、#2 高度で安全なセキュリティ、そして#3 利用者・カード会社ともに決済手数料が無料 の3つが挙げられます。

 

それぞれの内容がどのようなものか、順を追って見ていきましょう。

グローバル対応

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現在のところ、日本で多く普及している電子決済サービスは「Suica(スイカ)」や「PASMO(パスモ)」といった交通系ICカードや「楽天Edy(エディ)」や「iD」といった電子マネーでの利用が挙げられます。ですが、これらの電子決済サービスは、海外では利用できません。つまり、日本国内での利用に限られる、ということですね。

 

 

これに対して、アンドロイドペイは、Googleが2015年秋に米国で開始して以降、今後多くの国で展開、拡大予定のグローバルな決済システムです。海外への旅行や出張が多いという方にとっては、クレジットカードや電子マネー、現金をいくつも使いこなすことなく、アンドロイドペイを搭載したスマホ1つで買い物ができるようになります。

 

 

Googleだからこそ展開していけるこのグローバリズムは、アンドロイドペイの利用を検討する上でもっとも重要なポイント(・メリット)となるでしょう。

高度で安全なセキュリティ

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アンドロイドペイは、自身の決済の安全性を向上していく為に、「トークナイゼーション」という仕組みを採用しています。

 

 

このトークナイゼーションとは、「カード番号を他人に読み取られないようにする」ための機能です。トークナイゼーションによって、カード番号をはじめとする機密データを乱数にという別の文字列に置き換えられます。

 

 

例えば、クレジットカードの番号は16桁の数字に変換されます。そして、アンドロイドペイを使って商品を購入するとき、決済相手(店舗などのクレジットカード読み取り機器)は16桁の数値を使って決済を済ませられるので、クレジットカードの番号が他人に知られてしまうことなく決済を済ませられるのです。

 

 

近年クレジットカードのセキュリティ面でのトラブルや事件等も多くなってきていますが、アンドロイドペイを活用することによって、その安全性を向上することが出来る、ということですね。

利用者・カード会社ともに決済手数料が無料

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続いて3つ目のポイントですが、アンドロイドペイは、利用者はもちろん、カード会社からも決済手数料を取りません。

 

 

他の決済システムにおいては利用者に対しては無料であるもののカード会社から手数料を取る場合が多い中、アンドロイドペイは完全に「無料」であることを謳っているのです。

 

 

これは何故かというと、Googleは無料にする代わりに利用者の買い物におけるデータを集めて、分析に活用することを狙いとしているからです。

 

 

「ビックデータ」や「データマイニング」という用語が盛んに使われつつある昨今において、消費者行動のデータの蓄積は、幅広いマーケティングツールに活用できます。

 

 

アンドロイドペイの利用シーンにおいて、利用者は無料で使えて、Googleはデータ収集に活用できる──まさに、Win-Winの図式が形成されるのです。さすがは天下のGoogle、といったところでしょう。

アンドロイドペイとApple Payとの違い、どっちが便利?

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さて、ここまで紹介しましたアンドロイドペイですが、ちょうど今年開始されたAppleの「ApplePay」とどう違うのか、といった点にも触れてみたいと思います。

 

 

アンドロイドペイ

ApplePay

対応デバイスの普及度

◎多い

△少ない
(これから普及)

対応金融機関の普及度

△少ない
(これから普及)

◎多い

対応店舗の普及度

△これから普及

〇多い

セキュリティ

◎非常に高い

〇高い

グローバル対応性

〇高くなる見込み

〇高くなる見込み

付加サービス、付加価値の期待

〇高い

△不明

 

 

まず、対応デバイスの普及度については、ApplePayにてカード接触での決済を出来るのは現在iPhone 7、iPhone 7 Plus、Apple Watch Series 2となっていますので、iPhone6、5ユーザーがメインの現在においてはデバイスの普及はまだそれほど進まっていないと見た方が良いでしょう。この点は、アンドロイドペイ対応のAndroidユーザーのほうに分があります。

 

 

しかしながら、対応できる金融機関や店舗の普及度で言うと、現状は圧倒的にApplePayが有利です。ここは、今後のアンドロイドペイの対応に期待したいところですね。

 

 

セキュリティや今後のグローバル対応性の見込みについては、アンドロイドペイ、ApplePayどちらも高くなることが期待できます。

 

 

ApplePayと比較した時の、今後のアンドロイドペイに期待したい点としては、「付加サービス、付加価値」です。ご存知の通り、グーグルはWeb検索サービスから開始して現在は音声認識からGPS、画像認識、AIまで幅広い技術とソリューションを擁しています。アンドロイドペイで決済をした情報を蓄積することによって、これらの技術との融合で新たなサービスが産まれてくることも多々起きることでしょう。

 

 

ApplePayとアンドロイドペイの比較においては、現行の普及度で言うとApplePay優勢、これからの期待値、伸びしろで言うとアンドロイドペイ優勢──といったところでしょうか。どちらも、恐らく今後の消費者の行動シーンを大きく変えていくポテンシャルを持った、注目のサービス・ツールと言えるでしょう。

アンドロイドペイ登録時のおすすめクレジットカード

続いては、アンドロイドペイのサービス活用と併せて持っておきたいお薦めのクレジットカードを紹介しておきます。アンドロイドペイに高い関心を持たれている方は勿論のこと、現在新しいクレジットカードをお探し中で会った方も是非ご覧ください。

楽天カード

「アンドロイドペイと合わせて活用したいクレジットカード」として、まず挙げたいのが「楽天カード」。ポイント還元率の高さと、ポイントの使い道の幅広さで人気のクレジットカードですが、さらには2014年から楽天Edyへのチャージにも0.5%のポイント還元も付くようになったこともあり、まさにアンドロイドペイとの相性抜群のカードと言えるでしょう。

 

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楽天カード

申込資格

18歳以上で日本在住の方

年会費

初年度 無料  二年目以降 無料

家族カード年会費

1人目 0円   2人目以降 0円

ポイント還元率

1.0%~4.0%

旅行保険

海外:最大2,000万円保証

 

楽天カードは、国内最大級のショッピングサイト「楽天市場」とも提携している、年会費無料かつ高ポイント還元の、非常にコストパフォーマンスが高い人気のクレジットカードです。

 

 

人気の理由は前述のとおり、ポイントの貯まりやすさと、楽天Edyと連携してのポイント使い勝手の良さが挙げられます。年会費無料ということで、すでにクレジットカードをお持ちの方もサブカードとして活用されるのもオススメです。

 

 

楽天カードを使って、リアルでのショッピングはアンドロイドペイを使って、ネットショッピングは楽天市場で──。この2つで、日々のショッピングや買い物の殆どは済ませられそうですね。

 

リクルートカード

続いての「アンドロイドペイと合わせて活用したいおすすめクレジットカード」は、株式会社リクルートの発行する「リクルートカード」です。このリクルートカード、楽天Edyへのチャージにも対応していて、しかもチャージの際のポイント還元が、楽天カードの2.4倍の1.2%なのです!

 

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リクルートカード

申込資格

・原則として18歳以上で、本人または配偶者に安定継続収入のある方。

・高校生を除く18歳以上で学生の方。

年会費

初年度 無料  二年目以降 無料

家族カード年会費

初年度 無料  二年目以降 無料

ポイント還元率

1.2%~2.2%

旅行保険

海外:最大2,000万円補償

国内:最大1,000万円補償

 

リクルートカードも楽天カード同様、年会費無料でポイント還元率の高い、若者に人気のクレジットカードです。

 

 

標準のポイント還元が1.2%と、年会費無料カードの中でも抜群の還元率で、さらに貯まったポイントはじゃらん、ホットペッパー、ポンパレモールなどリクルート系列で運営するサービスで活用出来たり、Pontaポイントに移行出来たりと、使い道も幅広く用意されています。

 

 

また、前述のとおり、楽天Edyへのチャージの際に1.2%のポイント還元があるのも見逃せません。今後、アンドロイドペイ&楽天Edyをヘビーに使われるという場合、リクルートカードを併せて使えば、その総額の1.2%分がお得にポイントとして活用できる、ということですね。

 

 

 

さて、続いては、Googleと三菱東京UFJニコスとの提携によるサービス開始後に高いシナジーを出すことが期待できるクレジットカードとして、「MUFGカードゴールド」と「三菱UFJニコス VIASOカード」を紹介していきたいと思います。

 

 

これら2つのクレジットカードは単体で見てもかなりメリット感のある人気のカードです。ぜひ、併せてチェックしてみてください。

MUFGカードゴールド

「これからのアンドロイドペイでの活用を視野に入れて──」のクレジットカード選びでしたら、まず挙がってくるのが、「MUFGカードゴールド」ではないでしょうか。すでにGoogleとの提携が決まり対応が確定されている三菱東京UFGニコスが発行するクレジットカードということと、更にはゴールドカードでありながら初年度無料、二年目以降も2.057円とかなりコストパフォーマンスの高い、人気のクレジットカードです。

 

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MUFGカードゴールド

申込資格

原則として18才以上、本人または配偶者に安定した収入のある方(学生を除く)

年会費

初年度 無料  二年目以降 2,057円 (税込)

家族カード年会費

1人目 0円   2人目以降 432円 (税込)

ポイント還元率

0.5%

旅行保険

海外:最大2,000万円保証
国内:最大2,000万円保証

 

MUFGカードゴールドの人気の理由は、年会費や家族カード年会費のリーズナブル価格のほかに、付帯保険サービスの充実さが挙げられます。

 

 

海外旅行保険、国内旅行保険、ショッピング保険のいずれも、年会費2,000円以下のクレジットカードでは最高レベルの補償内容と、カード盗難・紛失・偽造・インターネット等で不正に使用された場合、被害をすみやかに補償し、カードライフの安全を守る紛失盗難保障など、コスト、機能ともに優れたまさに好コストパフォーマンス・クレジットカードです。

 

 

また、三菱東京UFJのネームバリューとゴールドカードのステータスは世界クラスで通用します。同じくグローバルで利用できるアンドロイドペイで併せて活用することによって、更に利便性の幅を広げられそうですね。

 

三菱UFJニコス VIASOカード

「アンドロイドペイは近々使ってきたいと思っているけれど、クレジットカードは年会費のかからない一般カードで用意したい」、かつ「なるべく登録カードはシンプルに、少な目にして管理しやすくしておきたい」という方には、同じく三菱東京UFJニコスが発行する、「三菱UFJニコス VIASOカード」がお薦めです。

 

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三菱UFJニコス VIASOカード

申込資格

原則として年齢18才以上(高校生不可)で電話連絡可能な方。
※ 未成年の方は親権者の同意が必要。

年会費

初年度 無料  二年目以降 無料

家族カード年会費

初年度 無料  二年目以降 無料

ポイント還元率

0.5~1%

旅行保険

海外:最大2,000万円保証

 

 三菱UFJニコスVIASOカードは、年会費が二年目以降も無料、家族カードも作成できます。

 

 

更には、年間100万円の「ショッピング保険」ほか、「NICOSネットセーフティサービス」というクレジットカードで安心してインターネットショッピングやサービスを利用するため補償サービスといった付帯サービスも付いています。

 

 

アンドロイドペイではWeb決済も対応していますので、これらの付帯サービスがあるのはとても心強いですね。

 

まとめ

ここまで、アンドロイドペイの概要、メリット、ApplePay、更にはアンドロイドペイと併せて活用する際の、お薦めのクレジットカードについて説明してきましたが、如何でしたでしょうか。

 

 

アンドロイドペイが国内、そして世界で普及されるにつれ、今後の私たちの日常における生活シーンのあり方も、間違いなく変化していきます。そしてその変化から、Googleはまた新たなサービスを導き出していくことでしょう。

 

 

そのような、「これからの新たな変化」を「肌で感じていたい」というタイプの方は、アンドロイドペイは特に満足度の高いサービスになるかもしれませんね。

 

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