2015feb_scl01_01
Pocket

 

アメリカン・エキスプレスの公式サイトに、『メンバーシップ・リワード・プラス」ご登録の方へ、一部サービス改訂のご案内』として、ポイントプログラムのサービス改訂について案内が掲載されています。その内容は、2017年より、海外提携航空パートナーへのマイル移行レートの変更、ポイント交換レートの引き上げとされています。

 

 

ここでは、今回のサービスの改訂によって「改悪?改善?」具体的に何が変わるのかを見ていきたいと思います。現在、アメリカン・エキスプレスカード保有者の方、アメリカン・エキスプレスカード申込みを検討中の方の参考になれば幸いです。

 

 

今回の改訂の対象となる方

まず、前提として、今回の改訂に該当するクレジットカードは、

 

 

及び、

 

  • 「ビジネスカード」

 

となっています。

 

アメックス提携カードである「ANA アメックス」や「デルタ・アメックス」「デルタ・アメックス・ゴールド」は対象ではありません。

 

 

また、対象のクレジットカードを持っている方全員が対象というわけではなく、対象のクレジットカードを持っており、かつ各航空会社へのマイルに交換するレートが2倍になる「メンバーシップ・リワード・プラス」(年会費3,240円)に加入している方のみが対象となります。

改悪対象の券種、改悪された内容、いつから改悪されるのか?

まず初めに、改悪される内容についてです。

 

今回、改悪される内容は、ANA以外

 

  • SAS ユーロボーナス 
  • アジアマイル
  • アリタリア イタリア航空 クラブ・ミッレミリア 
  • エティハド航空 エティハド ゲスト 
  • エミレーツ航空 エミレーツ・スカイワーズ 
  • エールフランスKLM フライング・ブルー
  • カタール航空 プリヴィレッジクラブ 
  • シンガポール航空 クリスフライヤー 
  • タイ航空 ロイヤルオーキッドプラス
  • チャイナエアライン ダイナスティ・フライヤー・プログラム
  • デルタ航空 スカイマイル
  • フィンエアー フィンエアー・プラス
  • ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブ・クラブ
  • ヴァージンアトランティック航空 フライングクラブ  

 

上記、14の海外提携航空パートナーのマイルへの移行が、従来は1,000ポイントで1,000マイルに交換(交換レート1:1)できていましたが、2017年4月1日より、1,250ポイントで1,000マイルに交換(交換レート1.25:1)となります。

 

 

つまり、従来よりも25%分多くのポイントを使用しなければ、ANA以外のマイルに交換することができなくなったという事になります。

 

 

ANAマイルへの交換(年間80,000マイルまで)に関しては、そもそも参加登録費でとして年5,400円(税込)が必要です。

貯めたポイントを、ANAマイル還元率1.0%で交換しようと思うと、メンバーシップ・リワード・プラスの費用年3,240円(税込)と参加登録費を合わせ、年間8,640円(税込)の経費が必要になります。

 

これ以上条件を悪くするとカード自体の申込を躊躇する行動に成りかねないレベルとなります。よって、ANAマイルの交換レートは据え置きになったと思われます。

改善される内容、いつから改善されるのか?

次に改善される内容についてです。

 

アメックスのメンバーシップ・リワードでは、ポイントを、カード利用後の支払い代金へ充当する「ポイントフリーダム」の還元率が2017年1月1日よりUPされます。

 

今まで、航空会社・ホテル・旅行代理店等以外に利用した際は、1ポイント0.3円程度しかありませんでした。

 

しかし、このポイントが1ポイントあたり0.3円から0.5円に増額されます。つまり、1ポイントあたりの価値が60%程度増加することになります。

 

今まで、ポイントフリーダムを利用していた方すればマイルの交換レートの改悪よりよっぽど大きな改善になったのではないでしょうか。因みに、この改善は、メンバーシップ・リワード・プラスに未加入の方も対象となります。

一番の衝撃は、デルタ航空のマイルに交換していた方

今回の改訂で、最も影響を受けるのは、アメックスのポイントをデルタ航空のマイルに交換していた方になります。

 

 

デルタ航空のフライトを頻繁に利用される方は、デルタ航空のマイルが貯めやすいアメリカン・エキスプレス提携カードである「デルタ・アメックス・カード」があります。

 

 

しかし、デルタ航空は利用するが、頻繁には利用しないという方は、「デルタ・アメックス・カード」の特典が有効に利用できません。

そのため、アメックスカードのメンバーシップ・リワード・プラスを利用して、貯めたポイントをデルタ航空のマイルに交換し、フライトで貯めたマイルも合わせるという利用をされていた方もいらっしゃると思います。

 

 

特に、デルタ航空のスカイマイルは、

 

  • 有効期限がない
  • スカイチーム加盟の特典航空券にも交換できる
  • 燃油サーチャージがない
  • 特典航空券が誰でも利用できる(友達・彼女OK)
  • 電話予約手数料が無料

 

汎用性の高いマイルですので、ANA以外の提携航空会社のマイルとしては、最も交換されていた方が多いのではないでしょうか。

 

 

今回の改訂で、デルタ航空のマイルへの交換レートも改悪されました。これまで通りのマイルを貯めたい場合、25%ものポイントを追加で使用しなければならなくなりました。これでは、年会費を追加で3,240円支払っている効果が非常に薄いといえます。

デルタ・アメックス・ゴールドに乗換え検討も?

デルタ航空のマイルを貯めることを目的とするのであれば、「デルタ・アメックス・ゴールド」のほうがお得な場合があります。ここでは、「アメリカン・エキスプレス・ゴールドカード」と「デルタ・アメックス・ゴールド」の違いについて、ご説明します。

 

charge_gold_jp_di_480x304

年会費の差は実質6,000円?マイル還元率は最大0.5%の差が..

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの年会費は、29,000円(税抜き)となっています。マイル還元率1.0%にするためメンバーシップ・リワード・プラスに加入する場合、さらに3,240円追加されますので、実質32,000円(税抜き)となります。

 

 

デルタ・アメックス・ゴールドの年会費は、26,000円(税抜き)となっていますので、年会費はデルタ・アメックス・ゴールドの方が実質6,000円お安く持つことができます。

 

 

さらに、マイル還元率にも違いがあります。デルタアメックスゴールドでは、100万円利用毎にボーナスマイルが5,000マイル付与(年3回まで)されるためマイル還元率が最大1.5%となり、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードと0.5%の差が出ます。

 

 

今までは、交換レートが1.0%だったため気にならなかった方もいたかも知れませんが、2017年4月以降はマイル還元率の差が0.7%とさらに大きくなってしまうため、いままでデルタ航空のスカイマイルに交換していた方は要検討が必要です。

それぞれのメリットを比較

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは、アメリカン・エキスプレス・カードが直接発行しているプロパーカードで、過去に作成難易度が非常に高かったこともあり、ステータス性に優れています(現在は、それほど審査が厳しくありませんので、実質的なステータス性は、当時よりも下がっています)。

 

また、家族カードが1枚無料で発行できたり、ゴールドカード会員限定のイベント、プライオリティパスがあったりと、付帯サービスが充実しています。

 

 

一方、デルタ・アメックス・ゴールドは、デルタ航空のマイル還元率は最大1.5%と非常に貯めやすく、入会特典や毎年の継続ボーナス、お買い物、公共料金の支払い等でマイルをためていくことができます。

 

さらに、デルタ航空のゴールドメダリオン資格が付帯していますので、デルタ航空を利用する際には、優先チェックイン等を利用することができます。

また、ゴールドメダリオン会員は、スカイチームのエリートプラス会員も兼ねていますので、デルタ航空利用の場合だけでなく、スカイチームのフライト利用時にも優待特典を受けることができます。

付帯保険の違い

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードもデルタ・アメックス・ゴールドも付帯保険は同じ金額です。

 

海外旅行の場合、自動付帯として傷害死亡・後遺障害保険金が最高5,000万円、傷害治療保険金、疾病治療保険金がともに最大200万円となっています。

 

また、利用付帯としては、傷害死亡・後遺障害保険金が最高1億円、傷害治療保険金、疾病治療保険金がともに最大300万円となっています。

今までスカイマイルと交換していたアメックスゴールドの方は、結局、どっちがおすすめなの?

デルタ・アメックス・ゴールドは、デルタ航空を利用する場合に適したクレジットカードとなっています。これまで、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードを利用し、デルタ航空のスカイマイルに交換していた方は、還元率1.0%(100円で1ポイント、1,000ポイントで1,000マイル)でした。デルタ・アメックス・ゴールドでも、ショッピングに関しては、100円で1マイルですので、還元率は1.0%で同額です。

 

 

しかし、今回のメンバーシップ・リワード・プラスの改悪によって、アメリカン・エキスプレス・カードのポイントでマイルを交換しようとした場合、還元率が0.8%まで低下することとなりました。そのため、ショッピング等でマイルを貯めると考えた場合、デルタ・アメックス・ゴールドの方がお得なクレジットカードとなってしまいました。

 

 

アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードを利用している方で、メンバーシップ・リワード・プラスに加入し、デルタ航空のスカイマイルを貯めていた方は、他の付帯サービスを利用していない場合、この機会に、デルタ・アメックス・ゴールドへの乗り換えをご検討されたほうがいいでしょう。

 

 

年会費も最大6,000円下がり、お得にマイルを貯めることができる上、マイルによる特典航空券利用時にも、ゴールドメダリオンの会員特典を利用することができるという最強メリットも受けることができます。

 

 

デルタ・アメックス・ゴールドに切り替えをおすすめしたい方

以下に該当する方には、特にデルタ・アメックス・ゴールドへの切り替えをおすすめいたします。

ポイントをスカイマイルしか交換していない方
海外旅行・出張はデルタ航空を利用する方
年会費を少しでも下げたい方
少しでも高還元率でマイルを貯めたい方

 

300x250_g

また、デルタ航空に興味が少しでも湧いた方は、「デルタ航空のスカイマイルを選ぶワケ!」の記事をチェックしてみてください!

 

Pocket