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クレジットカードを作りたくとも、様々な不安な気持ちから、申し込みする前に諦めてしまっている、もしくは二の足を踏んでいる、という方は結構多いのではないでしょうか。例えば──

 

「今の自分の状況だと、クレジットカードを申し込んでも審査に落とされそう…」

「以前クレジットカードの審査に落ちてしまったので、きっと今申し込んでも結果は一緒だろう」

 

──といったように、 クレジットカードを持つと便利なことを理解しつつも、不安な気持ちが行動にブレーキをかけてしまっているようなケースです。ですが、本当にそうでしょうか。必要以上に、審査基準を高めに捉えてしまっているということは無いでしょうか。

 

 

クレジットカードの審査基準がどういうものかを理解することによって、「どうすれば審査に通りやすくなるか」であったり、「審査に通るために何を意識(注意)すればよいか」といったものも見えてくるものです。

 

そこで今回は、「クレジットカードを作りたいけれど、審査が不安…」という方の為に、クレジットカードの審査の仕組み、審査に通りやすくなるために意識すること、更には「審査が不安という方にお勧めのクレジットカード」について、お話していきたいと思います。

 

 

クレジットカード審査の流れ

まずは、クレジットカードを申し込んだとき、審査がどのような流れで行われているかを説明しましょう。

カード会社にクレジットカードの申し込みを行う

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最初は、カード会社にクレジットカードの申し込みを行います。最近ではほとんどのカード会社の方でPCまたはスマホからインターネット経由で申し込みできるようになっています。時間にしても大体10~15分くらいで終わるでしょう。

 

※ 申し込みの際は、対象のクレジットカードの条件(年会費やポイント還元率などの特典、国際発行機関等)をしっかり確認しておくようにしましょう。

カード会社はあなたの「信用力」を【個人信用情報機関】で確認

クレジットカードの申し込みを受けたカード会社は、まずその情報を「個人信用情報機関」に連絡して、そこで申し込み者の以下情報を確認してもらいます。

「個人信用情報機関って具体的にどんな機関なの?」と疑問を持たれた方の為に、代表的な3つの個人信用情報機関を紹介いたします

 

CIC(シー・アイ・シー)

クレジット会社の共同出資によって設立された、個人信用情報機関です。ほとんどのクレジットカード会社はCICに加盟し、カード申込者の情報確認に活用されています。消費者金融系のクレジットカード会社は加盟していないところもあります。郵送での個人情報開示も受け付けています。

参考:http://www.cic.co.jp/

 

日本信用情報機構(JICC)

消費者金融系のクレジット会社の多くが加盟している個人信用情報機関です。

参考:http://www.jicc.co.jp/

 

全国銀行個人信用情報センター(全銀協)

銀行系のクレジットカード会社の多くが加盟している個人信用機関です。また、外資系の一部の会社もこちらに登録しています。郵送での個人情報開示も受け付けています。

参考:http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/index.html

続いては、個人信用情報機関ではどのようなチェックをするのかを見ていきましょう。

 

 

個人信用情報機関でのチェック その1 「過去にブラックリスト状態があったかどうか」

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個人信用情報機関が確認する情報で、特に重要なのは、ブラックリスト状態でないかのチェックでしょう。

 

ブラックリスト状態とは…

消費者が過去に、クレジットカードやキャッシングなどで、支払いを踏み倒したりした経歴がある状態のことです。例えば、3ヶ月以上の延滞レベルである情報(専門の言い回しで、「異動」と言われます)や、自己破産・任意整理・個人再生・特定調停に関する情報が登録されている状態を指します。

 

ブラックリスト状態ですと、当然ながら審査に通ることは難しくなります。

 

 【参考情報】ブラックリスト状態は、どれくらいの期間でリセットされる?

一度なったブラックリスト状態を、当事者の方から消すことはできません。ときどき、ブラックリスト情報(「事故情報」「金融事故」と表現される場合もあります)を消します、消し方を教えます、といった広告などが出ていることもありますが、正当な方法でない場合(つまり、詐欺の可能性)が極めて高いので利用しないほうが無難でしょう。

 

 

ですが、ブラックリスト情報は一定期間が経過することで自動的に消えるようになっています。一度登録されたからと言って、「永遠にそのまま」ということはありませんのでご安心ください。情報が削除される期間については登録されている信用情報機関によって扱いが異なります。詳しくは、以下をご覧ください。

 

 

CIC(シー・アイ・シー)

ブラックリスト情報が焼失されるには事故が解消されたのち、下記の期間が必要となります。

延滞:5年     任意整理:5年     自己破産:7年

 

日本信用情報機構(JICC)

ブラックリスト情報が焼失されるには事故が解消されたのち、下記の期間が必要となります。

延滞:1年     任意整理:5年     自己破産:5年     強制解約:5年

 

全国銀行個人信用情報センター(全銀協)

ブラックリスト情報が焼失されるには事故が解消されたのち、下記の期間が必要となります。

延滞:5年     代位弁済:5年     任意整理:5年     自己破産:10年

一般的に、通常の延滞などの場合は延滞解消から5年ほどでブラックリストから外れることになります。ただし、ここで注意したいのは「解消から5年」という点です。つまり、事故を解消しない限りはブラックリスト状態のまま、ということですね(当たり前ですね)。

 

 

個人信用情報機関でのチェック その2 「入金履歴(支払い履歴)のチェック」

個人信用情報機関では、延滞の記録だけでなく、入金・支払いの履歴も所持しています。例えばCICでは消費者の方それぞれの過去24ヶ月以内の入金履歴が事細かに登録されています。それらの情報から、その人の「お金に対する感覚」も一目瞭然となってしまうのです。

 

 

例えば、ある人の履歴を確認したときに、期限までに正常に入金したという情報が多く登録されていれば「この人は毎月きちんと返済している」とみられ、プラスの評価になります。逆に、未入金や一部入金など、延滞情報ばかりの人は、「この人は延滞ばかりしている。もしかしたらお金にルーズな人かもしれない」とマイナスになります。

 

 

個人信用情報機関でのチェック その3 「他社クレジットカードの保有状態」

個人信用情報機関では、「これまでの人生で、クレジットカードを正常に保有し続けていたか」といった情報の確認もできます。例えば、30~40代くらいの男性であれば「過去に2~4枚くらいのクレジットカードを長期保持していた」という情報だけでも、審査にプラスとなりえます。といいますのも、延滞を繰り返すような人は、カード更新時はもちろんのこと、期間中であってもいきなり強制解約されることなどがありえるため、長期の保有できないからです。

 

 

特に「保有枚数が多ければよい」ということではありません。あまりにも枚数が多すぎると、逆に警戒されるかもしれません。逆に、保有枚数が少数であったとしても、そのカードを長期保有していれば、評価として認められるのです。

 

 

個人信用情報機関でのチェック その4 「クレジット申し込み件数」

これはあまり知られていないことですが、クレジットカードを申し込んだ行為自体も過去半年分の履歴として残るのです。そして、こういった申し込み履歴数が不自然に多いと、「多重申し込み」とみられて、クレジットカードの審査に大きく悪影響を与えることがあります。

 

 

これらが個人信用情報機関で確認される内容です。注意したいのは、クレジットカードの審査自体は個人信用情報機関では行っていないという点です。その後はクレジットカード会社の方で、それらの内容を踏まえて、審査を行います。

 カード会社が申し込み内容の確認と最終審査を行う

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クレジットカード会社は、個人信用情報機関の登録情報だけでクレジットカードの審査を決めるわけではありません。

具体的には、以下3つの点から、審査を行っていきます。

 

(1) 個人情報機関に登録された情報のチェック

(2) 申込内容からの「スコアリング」

(3) クレジットカード会社の人為的な判断

 

クレジット会社で行われる「スコアリング」とは?

クレジットカード会社は、申込書の内容から、申し込んだ方の社会的地位や、年収等を判断する必要があります。ですが、現代においてクレジットカードの申し込み者数はどんどん増えてきていると言われています。大量に押し寄せて来る申し込み内容を、審査担当者が人為的に判断していくというのでは、とうてい間に合わないでしょう。そういった問題を解決するために、今日ではコンピューターによる自動採点システムが広く採用されており、クレジットカードがその自動採点システムを使用して申し込み者の信用力を採点することを、「スコアリング」と言います。

 

 

以下に、スコアリングされる項目の例を挙げてみましょう。各項目がどうスコアリングされるか、つまり審査への影響度合いは、各クレジットカード会社でそれぞれ異なりです。また、スコアリングのルールは、会社内のごくごく限られた人でないと、知る事はできません。ですが、何が良くて何があまり良くない、というのは、大抵はどこのクレジット会社も同じですので、宜しければご参考ください。

 

#1 お勤め形態

その人の勤務形態です。例えば、正社員か、契約社員か、パート・アルバイトか、…等です。定説としては、安定性の高い公務員が、信用度が高いと言われています。続いて一般企業の正社員、といったところでしょうか。 

 

#2勤続年数

勤続年数(または営業年数)は、長ければそれだけで有利になります。一般的には一年以上の勤続年数があれば、あまり問題にはならないでしょう。

また、入社直後でも通らないという事ではありません。    ただし、自営業・自由業者や会社の経営者の場合は少し厳しめに見られることがあります。理由は、現代において事業は数年でつぶれる可能性が非常に高くなってきている為です。 

 

#3 年収

年収は「返済能力」とも相関しますので、高ければ高いほど評価は高まります。ですが、それだけで決まるっことは無く、勤続年数や年齢との兼ね合いもあります。 

 

#4 年齢

これは、前述の、個人信用情報機関の情報のチェックとも関連します。簡単に言えば、若い方の1~2枚目のカードなら問題ありませんが、30代以上の方で始めてのカード申し込みですと、ちょっと通りにくくなる可能性もあります。

理由は、「カードを長期保持していた」という実績がまだないということと、個人信用機関に全く情報がない場合「30歳を過ぎて履歴が真っ白なのは少数派なので、もしかしたら以前にブラックリスト状態であったかもしれない」と疑われる可能性があるからです。また、一般に高齢になってくると、年齢が上がるほどに作りづらくなると言われています。 

 

#5 居住年数

こちらも勤続年数同様、居住年数は長ければ長い程スコアが高まります。また「家族と同居している」、「持ち家」といった条件になると、さらにスコアリングが高くなると言われています。 

 

#6 他社借り入れがあるかどうか

もちろん他社で借りていない方が良いとは思われますが、その判断は会社にもよると思います。クレジットカード会社の利益の大きな柱は、会員によるショッピングの手数料だけではなく、キャッシングやカードローン、リボの手数料もあります。きちんと返済さえしていれば良し、という判断をする会社もあるでしょう。

ですが、キャッシング枠=借金と判断されることもあるので、キャッシング枠はできるだけない方が無難でしょう。借り入れが無い・もしくは少ないにこした事はない、ということですね。 

 

#7 電話

固定電話が最も望ましいですが、今日においては携帯電話やPHSでも問題ありません。携帯電話・PHSの普及しはじめは、それらは信用度が低いとされていましたが、ここまで普及していますので気にしなくていいでしょう。

ちなみに、電話連絡が取れない場合、基本的にはクレジットカードは作れないことが通常です。

 

 

スコアリングの重みづけや審査難易度はカード会社によって違うって本当?

クレジットカードのスコアリングの重みづけや審査難易度はクレジットカード会社によって違います。カード会社によってどの属性に重き(配点)を置いているかは異なるようになっているのです。

 

 

 例えば、パート・アルバイトや契約社員、派遣社員の方は、一般的にクレジットカードの審査は通りにくいと言われていますが、いくつかのクレジットカードは、入会条件にそれらの方々も問題無く申し込み可であることを明記しています。つまり、クレジットカードによって審査の通りやすい、通りにくいがあるということですね。

 

 

そこで、続いては「どんなクレジットカードが審査に通りやすいの?」と思われた方向けに、比較的審査が通りやすいとられるクレジットカードを具体的に紹介していきましょう。

比較的審査が通りやすいとられるクレジットカードは?

続いては、様々な理由から、「今回はなるべく審査の通りやすいクレジットカードを選びたい」と言う方の為に、お勧めのクレジットカードを3点、ご紹介いたします。

審査に通りやすいお勧めクレジットカード#1 「楽天カード」

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まず初めにご紹介しますのは、「楽天カード」。日本最大のショッピングモール「楽天市場」を擁する、楽天系列のクレジットカードですね。楽天を日々ご利用される方にとっては、ポイント還元の高さやキャンペーンの豊富さが人気です。

 

 

 

 

楽天カードの詳細な審査基準は公開されていませんが、楽天カードは、入会条件として「満18歳以上の方(主婦、アルバイト、パート、学生も可)※高校生は除く」としています。

 

つまり、楽天カードの申し込みは18歳以上から可能で、専業主婦やアルバイトを主とするフリーター、大学生や専門学校生でも楽天カードを入手することができる、ということですね。また、アルバイトでもパートでも可と書かれているということは、「お勤め形態」や「年収」に対するスコアリングは低めに設定されている、ということが言えます。

 

 

 その他、楽天カードは60歳以上の方、老齢年金や障害者年金などの、年金受給者の方でも発行可能とされています。更には発行スピードが早いクレジットカードとしても知られておりますので、上記のような条件に合致される方にはうってつけのクレジットカードと言えるでしょう。

 

 

楽天カードに早速申し込んでみる

審査に通りやすいお勧めクレジットカード#2 「Yahoo!JAPANカード」

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続いてのご紹介は、「Yahoo!Japanカード」です。Yahoo!Japanカードは前述の楽天カードと並び、「審査の通りやすいクレジットカード」と評判のカードです。

 

また、楽天カード同様年会費無料で、更には「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」を利用すると常に3倍のTポイントも貯められる、といったところが人気の理由となっています。

 

そして、Yahoo!Japanカードの最大の特徴は、審査スピードの早さ。24時間いつでもインターネットから申し込みが出来て、更には審査結果も最短で2,3分という驚異の早さです。

 

 

 

Yahoo!Japanにて提示されているカード申し込みの目安は以下の通りです。

18歳以上
金融機関の口座を持っている
Yahoo!Japan IDを持っている  ※無料で作成可能です
Yahoo!メールアドレスを持っている ※無料で作成可能です
継続的な安定収入がある

上記条件を満たしていれば、パート、アルバイト、主婦の方も申し込み可能であると記載されています。「審査が通りやすく、かつスピーディに発行できるクレジットカードを探している」という方にはうってつけのクレジットカードですね。

 

 

Yahoo!Japanカードに早速申し込んでみる

審査に通りやすいお勧めクレジットカード#3 「イオンカード」

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最後にご紹介しますのは、「イオンカード」。イオンカードは、毎月20・30日はイオングループでのお買い物代金が5%OFFになる「お客様感謝デー」や、ポイント還元率の良さなどで人気のクレジットカードです。

 

イオンカードの公式サイトに記載されている。「入会するための条件」は以下の通りです。

18歳以上(高校生不可)で電話連絡可能な方なら、お申込みいただけます。
未成年の方は親権者の同意が必要です。後日確認のお電話をさせていただきます。
審査によりお申込みの意に添えない場合がございます。

上記のとおり、年齢、勤続年数、職種、お勤め形態や勤務先の規模、年収、居住形態など明確となる基準に対しての記載はありません。つまり、全体的にスコアリングの重みづけが軽いという推測が立てられます。

 

 

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実際、インターネットの口コミ情報を見ていると、「イオンカードは審査に通りやすい」という意見が多く見受けられます。イオン系列でのショッピングを多くされるという方には、審査も通りやすいお勧めのクレジットカードと言えるでしょう。

 

 

イオンカードに早速申し込んでみる

まとめ

 ここまで、クレジットカード審査の流れから、一般的な審査基準(スコアリング)、そして比較的審査が通りやすいとされるクレジットカードについて紹介させていただきましたが、如何でしたでしょうか。

 

 

 クレジットカードの「クレジット」とは、「信用」のことです。つまり、カード会社は、クレジットカードを利用される方を「信用」して、カードを提供しているのです。信用力を高めていけば、より特典の沢山ついた、ランクの高いクレジットカードを使えるようになる、ということですね。

 

 

 「現状は信用力が低く見られているから…」と気にされる方もいらっしゃることでしょう。ですが、「信用力」はこれから高めていくことだってできるのです。最初は審査の通りやすいクレジットカードを申し込んで、きちんと入金の遅延なく活用し、徐々に信用力を高めていけば、将来はよりご自身に合ったクレジットカードを手にすることも出来ることでしょう。

 

 

 「審査に通るか不安だから、クレジットカードを申し込めないでいる」という方は、ご自身の「信用力を高めていく」という視点からでも、上記ご紹介したクレジットカードの申し込みをご検討されるのも、ひとつの手ではないでしょうか。

 

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